次の話へおさるのモンチー バナナがだいすき。
まちは もうじき クリスマス。
モンチー、 タンチー、ピンチーは せっせと バナナの木に かざりつけ。
キラキラキラリン かざりつけ。
モンチー あれ? とおもったよ。
「ねぇ ねぇ。サンタクロースって、だあれ?」
「きまっているじゃない!」ピンチーがいった
「あかいようふく しろいひげの さるのおじいさん」タンチーがいった。
「だよねー」 ピンチー、タンチー、くすくすわらい。
だけど、あれれ? ほんとうに そうかな?
ちょっと ちょっと ほかのみんなに きいてみよう
もりの もんばん ふくろうおじさん
「ねぇ ねぇ。サンタクロースは だあれ?」
「あかいようふく しろいひげの ふくろうのおじいさんだと きいておる ホー。
なんたって ふくろうは よるでも はっきり みわたせる」
ぴょんぴょん うさぎ
「ねぇ ねぇ。サンタクロースは だあれ?」
「あかいようふく しろいひげの うさぎのおじいさん。
なんたって ながいみみは なんでもきこえる。 そう あさひの のぼる おとだって。」
もりで いちばんおおきな ぞうさん
「ねぇ ねぇ。サンタクロースは だあれ?」
「あかいようふく しろいひげの ぞうのおじいさんだと きいているぞう。 ぱおーん。
なんたって、 ちからもち。 せかいじゅうのプレゼントを かつげるのは ぞうだけだぞう。」
いたいた、あり父さん 「ねぇ、ねぇ。サンタクロースは だあれ?」
「あかいようふく しろいひげの ありのおじいさんですよ。
どんな ちいさい ところでも ありに おまかせ。
ありのおじいさんたちが ちからをあわせて ぷれぜんとをくばるのです。」
たぬきは「あかいようふく しろいひげの たぬきのおじいさん」
ねずみは「あかいようふく しろいひげの ねずみのおじいさん」
ぶたは「あかいようふく しろいひげの ぶたのおじいさん」
あれえ? サンタクロースは、いったい だあれ?
そうだ、クリスマスのよる みんなで かくれて みてみよう!
そして クリスマスの よるのこと
もりで いちばん おおきな きのかげに
モンチー、ピンチー、タンチーと
ふくろう、うさぎ、ぞうさんと ありとうさんと もりの なかまたち みんなで しずかに しずかに
… しずかな やみよの むこうから そーっと そーっと おとがする…
だんだん だんだん ちかくなる…
…わぁ…
あかいようふくは たくさんの あかい ほし
しろいひげは たくさんの しろい ほし
ベルトと くつは みどりの ほし
「メリークリスマス。みんなが しあわせに なりますように」
サンタクロースは ひくくて やさしい こえでした。
そして しずかに しずかに きえていきました。
ところで サンタクロースは だれだったのでしょう?
ねぇ、モンチー?
「エヘヘ。まぶしくて みえなかったよ。 だけど、とっても やさしくて にこにこしてた。」
いつも しゃしんをとってくれる たいようは きょうは まだ ゆめのなか。
しずかに しずかに おやすみなさい。
©tukkin 2000.11
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